神戸市垂水区にある日本バプテスト連盟の教会です
説教集

アンティオキア教会

2026年6月21日
聖書箇所: 使徒言行録 第11章19~30節
説教者: 廣島 尚

キリスト教の迫害のために地方に散らされていった人々は各地でキリストの福音を宣べ伝えますが、最初はユダヤ人以外のだれにも福音を語りませんでした。けれども、ギリシア語が話されていた地域では、まずヘブライ語で福音が語られていき、次第にギリシア語しかわからない人たちのためにギリシア語でも福音が語られていきました。
言葉の違いによって待遇に差が出てきた初代教会で、言葉の違いの豊かさによって、言葉の違いを超えて福音が広がって行きました。そして、福音の広がりだけではなく、世界中に起こった大飢饉の際に、教会の人々がそれぞれの力に応じて援助の品々を送る働きを担っていきました。違いを超えて福音と支援、御言葉と奉仕が広がっていったのです。

 

異邦人への広がり

2026年6月14日
聖書箇所: 使徒言行録 第11章1~18節
説教者: 廣島 尚

コルネリウスとの出会いを通して変えられたペトロでしたが、エルサレムにいたユダヤ人キリスト者たちは、異邦人と食事をしたペトロを非難します。すると、ペトロは怒ることも憤ることもせず、自分がコルネリウスに遭う前に見た幻の話から始めて、順序正しく説明し始めました。ペトロは、自分の考えや思いではなく、ペトロとコルネリウスの上に起こった出来事、事実だけを語ったのです。神は、異邦人にも聖霊を送ってくださった。ペトロの証しを聴いた人々は静まりました。そしてペトロを非難した人々が、神を賛美し始めたのです。静まって神の声を聴き、自分たちの過ちを悔い改め、神を賛美する。これが、異邦人への伝道が本格的に始まった際に起こった出来事でした。

 

分け隔てない神

2026年6月7日
聖書箇所: 使徒言行録 第10章34~48節
説教者: 廣島 尚

神は人を分け隔てなさいません。外国の人たちのことはもちろんですが、異なる性に対しても神は分け隔てされません。この日本の社会においては、いまだに女性が分け隔てされている現実があります。さらに、男性と女性という二つの性では分けられない方々が、マイノリティとして大きな差別や被害を受けています。その他にもたくさんの分け隔てが、私たちの社会には歴然として存在しています。人を分け隔てされない神様は、この世で分け隔てされている最も小さい者たちと共にいてくださいます。このような社会の中で生きているキリスト者として、人を分け隔てされない神の思いを現実のものとするために、まず私たちが、神様の思いに従って、人を分け隔てしない教会として立ち続けていきたいと願います。

 

神が清めたもの

2026年5月31日
聖書箇所: 使徒言行録 第10章1~33節
説教者: 廣島 尚

ペトロは、汚れた物を食べることをかたくなに拒み、汚れた物を食べる異邦人を拒んできました。そのようなペトロのかたくなな心が、神様によって崩されていった。人を分け隔てしてきた姿から、なんびとをも区別なされない神様の方へと心を向き直させられた。心が向き直る方向転換、悔い改めが起こったのです。
考え方や思想の違う者同士が相手との違いを受け入れ、互いに認め合い、共に生きる神様の平和。そのためにはまず自分が変えられていかなければなりません。自分が正しい、あの人は間違っている、という思いを捨てて、謙虚になって互いに違いを認め合いつつ、共に神様の御前にひざまずき、共に礼拝を献げること。そのような平和を神様は願っておられるのではないでしょうか。

 

ペトロの伝道

2026年5月24日
聖書箇所: 使徒言行録 第9章32~43節
説教者: 廣島 尚

私たちの祈りが毎回必ず聞かれて、いやしがその都度行われるのであれば、自分の祈りに力があると勘違いし、その背後におられるイエス・キリストのことが忘れ去られてしまいます。いやしが起こり続けるとき、人々の目はそのいやしに注目し、イエス様がこの世に来られたこと、十字架の贖いとなられたことが、かすんでしまいます。
8年間も寝たきりのアイネアをお世話し続けた教会。たくさんのやもめたちのお世話をし、みんなから慕われていたドルカス。そのドルカスが病に倒れたとき、彼女をていねいに葬ってあげた教会。そして、その二人の女性をイエス・キリストの名によっていやしたペトロ。イエス・キリストにあって生まれ変わった人々は、善い行いをするように造られているのです。

 
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