聖霊の働き
聖霊で満たされると、弟子たちは突然、他の国の言葉を話し出しました。外国語を簡単に習得できたのではありません。聖霊を受けた人々は、相手の国の人たちが分かる言葉で福音を語りだしたのです。みんなが同じ言葉を理解するのではなく、違う言葉で、相手の言葉、相手の歴史や地理的条件を踏まえながら、相手の文化や文明を尊重し、相手のものの考え方や常識の中で福音を語り始めた。これが、違いを大切にしてくださる聖霊なる神様の働きです。
相手のことを理解すること。英語でアンダースタンド。アンダーは下、スタンドは立つ。相手の下に立つことを、相手を理解するというのです。聖霊の働きは、こちら側の思いを相手に押し付けるのではなく、相手の考え方を聞き、相手の状況を考えながら、福音を語っていく。それが聖霊なる神様の働きなのです。
選ばれた人
イスカリオテのユダの代わりの候補として、二人の人が選ばれます。イエス様と3年半の宣教生活を共に歩んだ仲間だったからです。しかも、選ばれたマティアは多数決ではなく、くじを引いたのです。人間が選ぶと、損得勘定や利害関係が入ってきます。ところが神様の選びは、そのようなものとはまったく無縁のところで行われます。
私がこの神戸西教会の牧師として招聘された出来事も同じでした。神戸西教会のことをまったく知らず、神戸に縁があったわけでもなく、住んだこともない私たちを、この教会はただ一度の礼拝説教で招聘してくださいました。
神戸西教会が神様の思いを実現していくために、私たちは礼拝を第一とし、聖書を読み、祈りを献げ、神様の御心を正しく探りながら、共に信仰生活を送っていきたいと願います。
キリストの証人
使徒言行録は、初代教会の様子が生き生きと記されている書物です。神に選ばれた民であるイスラエルの約束に従ってこの世に来てくださったイエス・キリストは、それゆえにユダヤ人の救い主であると考えられていました。しかし、イエス様の代わりとしてこられた聖霊の働きによって、世界中のすべての民族が神の民としての歩みに招かれていることが明らかになっていきました。初代教会の歩みを通して、新しいステージに入った神戸西教会の歩みをご一緒に探っていきましょう。
